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新たな農業研修体制に向けて(環境制御型農業)

伊達市では令和5年3月末に「稀府農業研修センター(連棟型ビニールハウス)」、令和5年5月末に「関内農業研修センター(単棟型ビニールハウス6棟、旧:就農支援研修センター)」が整備されました。

この2つの施設では、環境制御技術を導入した施設園芸(ビニールハウスでの栽培)で、農業を志す人達への研修を受け入れていくことが目的となっています。

令和5年度は「営農検証」として、作物の栽培状況や環境のデータを集めたり、収支モデルの検討を行うこととしていて、令和5年6月にどちらの施設も定植が始まりました。

 

「環境制御技術」は、作物に良い環境(温度、湿度、CO2など)を情報通信技術(ICT)を活用して提供する技術で、栽培環境の把握や自動化による省力化、収量増加が期待できます!

 

少し説明が長くなってしまいましたが、実際に植えられたものや設備を見ると「こんなことができる時代なんだな…」って思ってしまいます(笑)

機械に頼りきりではなく、なぜこういう条件が必要なのかが分かって上手に使うことで安定して稼げる農業に!

そんな願いがこもっていますので、伊達市での新しい農業の形に関心をいただければと思います。

 

施設の見学については、栽培状況や防疫もありますので直接の来訪はご遠慮いただき、伊達市農務課へご相談ください。

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