世界が認めた品質 Michel Bras

「世界のベストシェフ100名」のトップが認めたその品質

世界一のシェフ、ミシェル・ブラスが語る伊達野菜。 Michel Bras, the world renowned chef, talks about Date vegetables

独創的な野菜料理でフランス料理の新たな潮流を生み出したトップシェフ、ミシェル・ブラスが自らのレストランで使っている伊達野菜の魅力について語ってくれました。

  • ミシェル・ブラス／故郷フランスのレストラン「ミシェル・ブラス」でミシュランの三つ星を獲得し、2002年には「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」を北海道・洞爺でオープン。 この支店では自ら伊達市内を巡りながら、レストランで使う野菜を選んでおり、伊達野菜を使った「ガルグイユ」はレストランを代表するメニューになっている。 独創的な野菜料理で世界中のシェフに大きな影響を与えており、2016年には「世界のベストシェフ100名」で1位に輝いた。

  • 自ら伊達市内を巡り、畑の土や環境、生産者の人柄まで確かめながら、レストランで使う野菜をひとつひとつ丁寧に選んでいる。

  • 伊達の畑に足を運んで、自ら選んだ野菜

    私は、自分が知っている場所で自分が信頼する人が育てた食材を使わなければ、料理に命を吹き込めないと信じています。 だから、洞爺で私のレストランをオープンさせることになったとき、地元の食材を使うことを心に決めていました。

    実際に私は周辺の産地を巡り、作り手たちと交流しながら、自分の料理に合う食材を選んでいきました。 その中で出会った伊達野菜はずっと私のレストランに欠かせない食材です。

  • フランスの故郷よりも多彩な食材

    伊達を初めて訪れたときには、食材の多彩さに驚きました。 特に野菜は大きなものから小さなものまでそろっていて、故郷のフランスにはないような品種もたくさんあります。 春には葉物、夏にはトマトなどの果菜、冬にはズッキーニや根菜など、一年中、旬の野菜が手に入ることも大きな魅力です。

    私のレストランではハーブも多く使っていますが、伊達では私がお願いしたものも含め、幅広い品種が栽培されていて、フランス料理としての味を保つ上でいつも支えられています。

  • 豊かな自然を活かしてさらなる発展を

    素晴らしい野菜を得るためには、豊かな自然が不可欠です。 自然との関わり方について、私が好きなフランスの詩人ラマルティーヌは「自然がそこにあり、汝をいざない、汝をいつくしむ」という言葉を残しました。 この一節に込められているのは、「自然を愛し、尊重するならば、豊かな恵みを得ることができる」という想いです。

    私はこれからも伊達の生産者の方々と共に、この豊かな地域の魅力を最大限に引き出しながら、より良い実りを追求していけることを願っています。


  • 伊達は野菜や花があふれる楽園のような場所です。 ミシェル・ブラス Michel Bras

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